あつあつのご飯とトロトロの生卵に香りの醤油のいい香り。シンプルだけど素材の味を味わえる、とっても贅沢な食べ方ですよね。
「卵かけご飯」「卵ごはん」など地域によって呼び方が変わってくるのも、生活に密着した卵料理だからかもしれませんね。
卵かけご飯は、生卵をそのまま使って食べるのが一般的です。そのため「卵ご飯」には、生まれてから5日〜1週間の新しいものがおすすめです。冷蔵庫で保管していた卵を卵かけご飯に使う場合には、塩水を使って鮮度を確かめ、出来るだけ新鮮なものを選ぶようにしましょう。また大きさは、卵黄の比率が高い、SやM玉がおすすめです。
通常は鶏の卵をご飯にかけて食べますが、ご飯のに対して量が多すぎるという場合にはウズラがおすすめです。また、生卵にはちょっと抵抗がある場合には、生に近い状態で調理した温泉卵や半熟の目玉焼き、ポーチドエッグの卵黄部分だけをご飯にのせて食べます。生とは違った甘みや食感を楽しむことが出来るので、気分を変えたいときにもおすすめですよ。
卵の美味しさとご飯のおいしさ、醤油のかおりを口いっぱいに楽しみたい! と色々な食べ方を試してたどり着いた一押しの卵かけご飯です。シンプルさにこだわってみました。
卵 2個(SS玉)・生醤油 小さじ 2・塩コンブ 2〜3枚・みりん 小さじ1/4・新米 ・白ごま油
卵かけご飯専用の醤油を通販などで見かけます。スーパーなどではあまり手に入れることが出来ないものも多く、気に入った専用醤油を取り寄せている人も多いようです。みりんや出汁などを、卵の風味を生かす割合で調合されているものが多くめんつゆとしても美味しく使えることで人気が高まっています。
卵ご飯専用の醤油は、自分の好みの味で簡単に手作りすることもできます。コンブやかつおぶしと一緒に醤油、みりんを軽く煮てからふきんでかつおぶしやコンブを取り除きます。この時あまりぐつぐつと煮詰めてしまうと醤油の香りが飛んでしまうので、沸騰しかかったら弱火にするのがポイントです。
イワシなどを煮詰めて作る漁醤は、卵かけごはんにも良く合う醤油の一つです。独特の香りとコクがあるため、そのままわさびと一緒に使ったり、普通の醤油に少し加えるだけで風味のよい醤油になります。しかし、魚醤は作られている場所によって風味やクセが違ってきます。ナンプラーなどは苦手な人もいるので、いっぺんに掛けてしまわずに少しずつ試してみるのがお勧めです。